rvm を使って trema/trema-edge 共存環境をつくる
今回から OpenFlow 1.3 に対応した trema-edge に挑戦してみます。
streocat さんに先をこされた気もしますが、気にしないこととします。
trema と trema-edge では必要とする ruby のバージョンが異なります。両者を扱える環境では、複数のバージョンの ruby を使い分ける必要があります。今回は、このために rvm を使う方法を紹介します。
ruby パッケージを削除
今回 ruby はすべて rvm 経由で入れることとします。そのため、パッケージを使ってインストール済みの ruby があるとややこしくなるため、ここではこれを削除することとします。
$ sudo apt-get --purge remove ruby rubygems
ただし、この段階でシステム上に ruby が存在しない状態になります。trema 以外にも ruby を使用している場合には、悪影響が及ばないかをご確認の上、削除してください。
rvm のインストール
次に rvm をインストールします。Ubuntu にて apt-get install ruby-rvm すると、問題があるらしいとの記事をちらほら見かけます(例えばここ)。なので、パッケージを使わないでインストールします。
curl -L https://get.rvm.io | bash -s stable --ruby
curl が入っていなければ、apt-get で入れてからインストールしましょう。
インストールが出来たら、別に新しいターミナルを立ちあげて、そこで以下のコマンドを打ってください。
$ rvm list rvm rubies =* ruby-2.0.0-p247 [ x86_64 ] # => - current # =* - current && default # * - default
rvm のインストールと同時に ruby の最新版がインストールされているのがわかります。